法人概要

『新たな時代』へのチャレンジ

 

 社会福祉法人ウイズユーは、平成8年に山陰地方初の「知的障害者福祉工場」を完成し、クリーニング事業を開始しました。同時に福祉ホームを開設し就労の場と共同生活の場を一体的に整えることで、障害者の自立支援を多角的に進めてまいりました。
 以来、作業所の新設をはじめ、福祉と融合した農業生産事業を新規展開するとともに、グループホームの増設を重ね、就労継続支援・共同生活援助の利用者定員を拡大しつつ、知的・身体・精神障害に呼応する活動の領域と内容を拡充してまいりました。
 近年、新型コロナウイルス感染の拡大、ロシアのウクライナ侵攻、イスラエル・パレスチナ・中東情勢等世界全体に及ぶ様々な事案により、障害福祉を取り囲む社会経済環境も激変しています。こうした変化に対応するため、法人の中期経営計画を柔軟に見直し、大胆な組織再編を行うとともに、各部門でスピード感をもって様々なチャレンジをスタートしています。
 「地球上の誰一人取り残さない」というSDGsの理念に賛同するウイズユーは、その名のとおり「あなたと共に生きる」社会福祉法人として、新たな時代の要請に応えながら、障害者の自立を全力で支援しています。
 

社会福祉法人ウイズユー
理事長 岡 部 哲 彦

 経営理念・基本方針

 
 

 法人組織図

 

 法人沿革

 
平成7年7月24日

社会福祉法人認可

平成8年4月1日

千代クリーニング工場事業開始(千代工場拠点定員20名)
千代ホーム事業開始(福祉ホーム定員20名)

平成10年4月1日

千代作業所事業開始(通所授産所定員30名)

平成12年10月1日

千代クリーニング工場(千代工場拠点定員20名→30名)

平成14年3月16日

グループホーム事業開始(平成20年4月1日現在14か所 定員67人)

平成14年4月1日

千代作業所(通所授産所定員30名→40名)

平成16年1月1日

千代クリーニング工場(千代工場拠点定員30名→35名)

平成16年3月1日

下段グリーンファーム事業開始(千代工場拠点定員35名→50名)

平成18年4月1日

千代作業所増築(通所授産所定員40名→50名)

平成19年8月1日

下段きのこセンターB型事業開始(千代作業所拠点定員10名)

平成20年1月1日

千代作業所(通所授産所から就労継続支援B型に移行:千代作業所拠点定員60名)

平成20年1月31日

千代ホーム廃止(福祉ホームからグループホーム オリオン・オアシスに移行)

平成20年4月1日

下段きのこセンターA型事業開始(千代工場拠点定員50名→60名)

平成24年4月1日

千代きのこ菌床センター事業開始(千代作業所拠点定員60名→70名)

平成27年3月17日

千代作業所(千代作業所拠点定員70名→60名)

平成29年4月1日

社会福祉法改正に基づく法人体制発足(理事会、評議員会)

平成30年3月19日

千代クリーニング工場主要機械更新

平成31年4月1日

中期経営計画策定・施行

令和元年5月1日

グループホーム(15か所→14箇所 共同生活援助拠点定員73名→69名)

令和元年5月1日 

グループホーム(14か所→15箇所 共同生活援助拠点定員69名→71名)

平成2年6月1日

新型コロナウイルス感染対策行動計画(感染拡大防止対策、事業継続計画)決定

令和3年8月1日

SDGsの取組みをホームページで公開

平成3年10月1日

千代クリーニング工場バイオマスボイラー新設

令和4年5月26日

鳥取市と「こども食堂」への野菜無償提供に関する合意書締結

令和5年4月1日

グループホーム(15か所→14箇所 共同生活援助拠点定員71名→66名)

令和6年4月1日

グループホーム(14か所→12箇所 共同生活援助拠点定員66名→58名)

令和6年3月31日

下段きのこセンターA型・B型、千代きのこ菌床センター廃止(千代工場拠点定員60名→48名)

令和6年4月1日

第2次中期経営計画策定・施行
感染対策指針、業務継続計画(新型コロナ感染症・自然災害発生時)策定・施行

令和6年7月13日

グループホーム(12か所→11箇所 共同生活援助拠点定員58名→56名)

--社会福祉法人とSDGsの取組--

 

国連が掲げる「地球上の誰一人取り残さない」というSDGsの理念は、地域共生社会の構築を主導する社会福祉法人のあり方に共通する考え方です。
 

SDGs

 SDGs(持続可能な開発目標)とは、このままでは世界が持続不能であるとの危機意識のもと、2015年の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でよりよい世界をめざす国際目標です。17のゴールと169のターゲットから構成され、「地球上の誰一人取り残さない」ことを誓っています。
 

SDGsと社会福祉法人

 SDGsが掲げる17のゴールは、相互に関連しており、次の図のように整理されています。とくに、「社会関係資本」に関連する各ゴールは、社会福祉法人の理念・実践と合致するものです。また、「パートナーシップで目標の達成」をめざすSDGsは、多様な主体との連携を強化し、地域共生社会の実現を主導する社会福祉法人の今日的役割とも密接な関係をもっています。
 

「SDGsウェディングケーキ」
 
「SDGs Wedding Cake」
原図(Graphics by Jerker Lokrantz/Azote)の考案者:
Johan Rockström & Pavan Sukhdevに許諾を得て、MS&ADインターリスク総研(株)が加筆
 

SDGsとウイズユー

 SDGsと基本的な共通点を有する社会福祉法人ウイズユーは、別紙のとおりSDGsの取組みを進めています。
 別紙「SDGsウイズユーの取組事例.pdf」
 
【基本的な共通点】

  SDGs ウイズユー
理 念 『地球上の誰一人取り残さない』 『利用者一人ひとりがかけがえのない大切な存在として、地域社会において自立した生活を実現する営みを支援する』
 ※〔法人名に込めた思い〕
 With You=共に生きる=
目指す社会 【持続可能な開発を実現する社会】 【地域共生社会】
 地球の環境を保護しながら、あらゆる貧困を解消し、全ての人が社会の一員として、平和と豊かさを得ることができる社会 地域の住民や団体等が連携して、「住民一人ひとりの暮らしと生きがい」や「地域」を共に創っていく社会